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執筆者の写真KOSEI TAKAGI

『新しい発見』(新2年 筏くるみ)

更新日:2023年3月26日

皆さんこんにちは!三月に入りましたね。多くの受験生は受験を終えて卒業シーズンに入ったころでしょうか。

今回のブログ更新は新2年トリッカーの筏くるみさんです。筏さんが入部して感じた水上スキー部の良さを存分に書いてくれています。ぜひご覧ください!


 

 

 私がこの部活に入ったのは、今ここでしかできない経験が出来る部活だと思ったからです。「水上スキー」という殆どの人が触れ合うことのないスポーツに真剣に向き合い、日本一を目指す経験は、この部活に入った人しか出来ない稀有な経験だと思います。

 

 私は2歳からバレエを習っていました。その経験を活かし中高6年間はダンス部に所属し、日本一を目指して全てをダンスに注いでいました。幼稚園、小学校をバレエ、中高の6年間をダンスと、踊りととことん向き合った16年間はすごく有意義だったと満足する一方で、大学では踊りではない何か新しいことを始めたいという気持ちが強くなっていました。



※同期との一枚(写真中央)

 


 中高の部活の先輩が水上スキー部に入部していたこともあり、高校生の頃から水上スキー部に魅力を感じていましたが、いざ大学生になると選択肢が数多くあり、なかなか入部を決断できずに悩む日々でした。そんな中でこの部活に入ろうと決めた理由が、今ここでしかできない経験が出来ると思ったからです。まず、水上スキーというスポーツ自体やったことがない人が殆どだと思います。やったことがあるといっても、レジャースポーツとして観光地で一回だけやったことがある程度の人が多いのではないでしょうか。正直私は、試乗会で初めて滑るまで「ただ水の上を滑るだけのスポーツ」「一回やったら十分」だと思っていました。しかし、水を滑る感覚は思った以上に爽快で、もっと沢山滑ってみたいと思うようになりました。

  

 そして、私にとって一番大きな魅力が、日本一を目指せることでした。立教の体育会で日本一に一番近い部活は、間違いなくこの水上スキー部です。私は中高6年間日本一を目指していた経験から、どうせやるなら日本一を目指さないとつまらないと思っていました。中途半端な結果で、「楽しかったね」で終わるのではなく、やるならとことん結果に拘りたい私にとって、水上スキー部はこれ以上ない環境でした。

 部活を1年間続けた今明確に言えることは、水上スキーは続ければ続ける程面白くなるということです。体の重心が一ミリずれただけでパフォーマンスに差が出る、本当に奥の深い競技です。滑る爽快感が当たり前になっても、また新しい面白さがどんどん出てくる、そんなスポーツだと思っています。



※同期との一枚(写真中央)



 水上スキーは、個人競技と団体競技の両方の側面を持つスポーツです。チームのために、個人の記録で戦います。なので普通の個人競技よりも、団体競技よりも、背負うものが大きいです。個人競技なら失敗は自分だけの失敗になりますが、水上スキーではチームの失敗になります。また、団体競技では失敗をしても仲間がリカバリーしてくれますが、水上スキーは失敗を自分で立て直さなければいけません。チームを背負って個人で戦うことは、中途半端な覚悟では出来ないです。私は新人戦で、その責任を強く強く感じました。選手として初めて出場した試合で感じた、失敗が許されない中で自分のベストを出さなければいけないプレッシャーは、人生で感じたことのない大きさでした。みんなからの応援に励まされる一方で、期待を裏切ってはいけないとゾクっとする感覚もありました。このプレッシャーとどう戦っていくのか、技術のことだけではなく精神的な強さも必要なスポーツであることに、試合に出場して初めて気付くことができました。

 

 私は、新しい発見が日々自分を成長させていく最も大切な要素だと思っています。「今ここでしか出来ない経験」を経て成長した自分の姿を誇れるように、今を全力で走り抜けたいと強く思っています。未知のことを始める選択をするのは大変なことだと思います。しかし、その先に、経験しないと気付かない新しい発見があるはずです。今ここでしか出来ない稀有な経験を、水上スキー部で一緒にしませんか?新入生の皆さんの入部を心からお待ちしております。


 

最後までお読みいただきありがとうございました。書いてある通り新鮮な経験が出来そして日本一を目指せる環境が水上スキー部にはあります!皆さんの入部をお待ちしてます!

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