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執筆者の写真KOSEI TAKAGI

『理想を追い求めて』(新2年 坂口 稿)

更新日:2023年3月26日

皆さんこんにちは!3月に入って暖かい日が増えてきましたね。卒業シーズンになりますが卒業を迎えた皆さんおめでとうございます!

さて今回ブログを更新してくれたのは坂口選手です。大分県出身の彼は水上スキーの経験者であり、現在スラローム、トリック、ジャンプの三種とも競技に取り組んでいます。そんな彼の水上スキーを始めたきっかけと継続する理由をぜひご覧ください。

 

みなさんこんにちは。立教大学水上スキー部新2年の坂口稿です。今回のブログでは、私が大学で水上スキーをしている2つの理由について話します。


※大会での一枚(写真中央)


まず初めに、私は小学校4年生から水上スキーをユースチームでやってきました。また、水上スキー以外にも空手、相撲、水泳、器械体操など多くのスポーツに取り組んできました。元々体を動かすことが得意で、小学生では空手は九州2位、相撲と器械体操では市大会で優勝するなど、まずまずの成績を納めてきました。両親は私が一人っ子であったため、ありとあらゆる環境を与えてくれました。しかし、学年が上がるに連れて、徐々に自分にハンデがあることに気がつき始めました。それは身長差です。いくら努力しても、トレーニングをしてもこの差は埋まりませんでした。こんな醜い自分、勝ちが当たり前だったはずの自分が嫌になり、中学生になる頃には次々にスポーツを辞めていき、残ったのが水上スキーでした。そうです。中高と自分が水上スキーをやっていたのは、他のスポーツから逃げたからなのです。負い目を感じ、心残りがある中、水上スキーを続けるのはどこか心苦しかったです。両親を不安にさせることを多かったと思います。しかし、両親はこんな私を信じてくれました。支えてくれました。そんな両親に今までの感謝を伝え、誇れる息子になるためにも、私は人生最後の大学生活を自分が選んだ水上スキーに捧げることを決意しました。



※大会での一枚(写真左)



努力を惜しんだ瞬間に周りに抜かされる、今してる努力が正しいかすらもわからないのが水上スキーです。他のスポーツとは違い、正解がない厳しい世界です。しかし、自分たちの"理想"を追い求め、私たち立教大学水上スキー部は監督コーチの方々、先輩方、そして同期と切磋琢磨し合いながら、日々努力をしています。もちろん、辛いことの方が多いです。理想の姿に簡単にはなれません。そんな自分に嫌気がさすこともあります。ですが、それを一緒に乗り越えようとしてくれる仲間が必ずこの部活にはいます。これは一生の財産です。その仲間と同じ舞台で戦い、共に勝った瞬間を想像してみて下さい。そこに言葉なんて存在しません。体が震え、涙がこぼれ落ちてます。ここはそういう場所です。これが私が水上スキーをするもう一つの理由です。


※インカレでの一枚(写真中央)


私たちと一緒に自分の"理想"を追い求めてみませんか。


みなさんの入部を待っています。


 

最後までお読みいただきありがとうございました。経験者だからこそ水上スキーを続ける理由には人一倍熱い思いがありましたね。彼は滑りでチームを引っ張ってくれる存在であり、頼もしい存在です。彼と一緒に日本一を目指しませんか?お待ちしております。

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